「英語の核」のまとめ

「英語の核」のまとめ


学校英語が目指しているのは「英語の核」を形成することだとすでに 述べました。ここでまとめましょう。 「学校英語は主に読み書きを中心としていて、話すことに主眼を置いて ないように見えるがこれは少々浅い認識である。実際には学校英語を習得することにより、きちんとした英文を読んだり書いたりできるよう なるだけでなく、いわゆる英会話をはるかに陵駕する高度な英語スピー キング力が身につく。さらに研鑚をつめば英語の達人にすらなれる。」 かつて山本先生の言われたことはこういうことであったと私は理解しています。英語の達人とはどのような人を言うのでしょうか?真っ先に 思い浮かぶのは一流の通訳者かもしれません。それから一流の翻訳者と いった人たちでしょう。帰国子女に英語スピーキングの指導をするよう な英語講師もそうでしょうし、国際ビジネスで、英語を使って自由自在 に意志の疎通が図れるような方々も英語の達人と認定してもいいでしょ う。 これらの人々に共通するのが学校英語を一生懸命勉強した人たちであ るということです。留学やネイティブから…ということでは絶対にあり ません。あくまで学校英語で徹底的に「英語の核」を作り、卒業後は主に国内で研鑚を積んで英語の達人になったということです。私はこういう人をたくさん知っています。 ですから本ブログを読んでいるみなさんも学校英語をきちんと習得してく ださい。必ず英語ができるようになります。留学や英会話学校などにお金を必要以上にかけるのは懸命ではありません。「英語の核」さえ作っておけ ば、あとは学習を継続しさえすれば超高度な英語力が身につきます。 次ブログ以降では英語学習といわゆる「ネイティブ」について説明します。 これで学校英語で英語の達人が創れることがさらにはっきりと理解でき るはずです。