夢を叶えるための6ヶ月間
スクールを初めて間もない頃。あれは、2016年3月。
コンタクトをしてきたのは、当時81歳の女性だった。伊予柑を食べようと、チラシを見ていたらたまたまスクールのチラシを発見してご連絡させて頂きました。これが、出会いの瞬間だった。
英会話を習得してどんな夢を叶えたいか。
この女性が、体験会に来られたのは、連絡された翌日。とにかく行動力がある印象だった。体験会では、「長年、英語の勉強をしてきたし、英会話スクールにも通った。家でもCDプレーヤーを4ヶ所に置いてどこでも聞けるようにしている。しかしいつまでたっても話せない。どうしてなの、先生!」って感じであった。
そこで私が聞いたことは、
「それでは、英会話ができるようになったら何がしたいのですか?」そう質問した。
「先生、私はイギリスに行って本場のガーデニングを学びたい」
今回のポイント:しっかり目的を持っている。
つまり、目標が決まっていてそのために、目的として英会話が必要だということ。英会話を習得することは、ゴールではない。何かを成し遂げるための手段である。
習得までは、6ヶ月。
週に2回通えますか?とお伝えした。
2016年3月から2016年8月までしかない。
しかも年齢的に、精神面と体力面で大変になることはわかっていたが本人から、「是非ともやります!」と言う一言があり、スタートすることになった。
英語の勉強にプラスして英会話の習得を交ぜる。
英語の勉強と英会話の習得は、
まったく違う。
英語の勉強は、既にこの方は習慣化していた。
しかし、やり方に対して、アドバイスをさせて貰った。
英会話の習得は、イギリスに大人のホームステイをするのでその場面を想定した会話を徹底的に訓練。
厳しい訓練の先に見た、奇跡という名の必然。
辛い時期もあったと思う。人生も一緒だと思う。
「人生は一度きりなので、今にしかできないことにチャレンジする!いつ死んでも後悔しないように、頑張ります。」こうして、夢を叶えた81歳の女性の物語が出来上がったのであった。
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